先日、我が社セザンのオンラインイベント「ことふれ」で取り上げたのは、こんなフレーズでした。〜鈴木秀子さんの著書「愛と癒しの366日」より〜
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いちばん会いたい人は 誰ですか
一人の少女が こんな詩を書きました。
どこでもドア
わたしがいちばん欲しいもの
それはどこでもドア
なぜなら いちばん会いたいひとに
すぐ会えるから
今日あなたは誰に 会いたいですか?
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私がパッと浮かんだのは、「おばぁちゃん」。母方の祖母、私はずっとおばぁちゃんっ子でした。
結婚して関西から東京に来てからも、しょっちゅう呼んで、好きな歌舞伎を見に行ったりしていました。
祖母は私の元夫が大好きで、「おばぁちゃんが若かったらお嫁にもろてもらいたいわ〜」と言っていたほど。笑
ところが事情が一変して、元夫の失敗で、家を失い、離婚し…その現実を祖母に話すことが出来なかったのです。
それから祖母が亡くなるまでの約8年間、関西に帰る度に祖母には嘘をつき通したのです。その事実を知らせることは、とうとう出来ませんでした。
でも、祖母はひとことも、何も言わなかった。「Hさん(元夫)はどうしてるの?」と、一度も聞かなかったのです。
私が今一番会いたい人は、おばぁちゃん。会って、聞きたいのです。「おばぁちゃん、あの頃のこと知ってたの?」と。
そして「いろいろあったけど、今はみんな元気で幸せにしてるよ」と言いたいです。安心してもらいたいです。
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