難治性のてんかんで知的障害もある娘さん(奈緒ちゃん)の傍らで、50年間、気を張り詰めて共に生きてきた西村信子さん。
弟さんでドキュメンタリーの映画監督の伊勢真一さんが書いておられます。
「奈緒ちゃんのお母さんはね、気持ちが沈んでいる時なんかはピアノの蓋を開けておくんだって」
「弾く時間は無くとも、ふと気を抜く可能性があることが重要だったみたい」と。
50年もの間、障害のある娘さんに寄り添ってきた人生。「ピアノの蓋を開けておく」ことは、自分の気持ちのバランスをとるために必要なことなのですね。大変な人生を歩いて来られたのですね。
娘さんのためにも「自分がご機嫌でいられること」を最優先しておられる西村信子さん。
ジ〜ンときます。❤️
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