時々ブログに書いているのは、サンドイッチマンが司会している「病院ラジオ」。この番組、大好きです。
ある病院に出向いて、病院内で生のラジオ放送をして、患者さんや家族の人から「ふだん言えない話」を聞く番組。
先日の放送は、初台リハビリテーション専門病院から。
怪我や病気の後遺症の人たちのための、リハビリに特化た病院。なかなかスパルタで厳しいらしい。
脳溢血、交通事故など、さまざまな後遺症に悩む人たちのお話は、身につまされるものがありました。
その中でも印象的だったお話は・・・
ある女性は、突然の病気で歩けなくなったことを受け入れられずに葛藤していた。そんな時、食堂で一緒になった2人の女性と話すようになった。病気の話はしない。ある時、珍しく食事にエビフライが出た。自分のは1本だけなのに「私は2本!」と相手の女性が自慢そうに言った。その一言に、本当に救われて楽になったと言うのです。そんなものなのかもしれませんね〜。
また、5年前に交通事故で奇跡的に命が助かった25才の男性。やっと少しずつ話せて、歩けるようになってきた。そのお母さんの体験談。男の子のそばでラジオを聞いているのは弟くん。ラジオを聞きながら、「迷惑かけたな〜」「感謝してる」と普段いえないことを弟に言うお兄ちゃん。弟くんはシレッと言う。「当たり前だろ」と。お兄ちゃんは涙を隠してる。
う〜ん、いいな〜。お父さん、お母さんに4人の兄弟。「ワンチームでここまで来ました」と話すお母さんの表情の誇らしげなこと。
いろんな思い、いろんな大変なことがあったでしょう。そしてこれからもいろんなことが待っているでしょう。
リハビリは一歩進んで3歩下がることもある・・・。
それでも、今この瞬間の幸せを味わえていること。本当に素晴らしいと感じました❤️
幸せって意外なところにやってくるのですよね!
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