いい話

三遊亭円楽さん〜最後の高座〜

9月30日、三遊亭円楽さんが肺がんで死去されたと新聞で知りました。まだ72歳。噺家さんとしては、油が乗ってきたところですよね〜。

1970年に五代目三遊亭円楽さんに入門し「六代目三遊亭円楽」を襲名したのが2010年。

笑点のレギュラーとして、「円楽さん」と言うより「楽太郎さん」の名前で親しまれていましたね。

晩年は病との闘いが続いた。2018年に肺がん、19年に脳腫瘍、20年には肺がんの再発と初期の大腸がんが見つかり・・・そして今年の1月には、なんと脳梗塞も。

それでも「死ぬまでやります」と宣言して、体調回復に努めていたといいます。

その円楽さんの最後の舞台の様子を、テレビで見ました。

8月11日の国立演舞場。最初の話は、本人もこらえきれずに涙、涙。こちらも思わずもらい泣きしてしまいました。

それでも「今からやらせていただきます。感極まったらごめんなさい」と、古典落語「猫の皿」を全力で演じきった。満員の会場からは割れんばかりの拍手。そして円楽さんも感無量の表情・・・。

すごいな〜。「死ぬまでやる」・・・その生き様のすごさに圧倒されました。気弱になる時もあったことでしょう。でもきっと誰か支えてくれる人が居たに違いない。そうあって欲しいな〜・・・などと思っています。

⭐️今日の東京は雨でとても寒いです。急な気温の変化に風邪など引かれませんように。どうぞ良い週末をお過ごしください。また月曜日に(^^)

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