つい先日、こんなことがありました。

リビングの食卓の上に、ずっと前から置いてあったドリップコーヒーの袋。娘と子供たちはお友達の家にお泊まりに行って、我が家には私ひとり。

食卓の上で仕事しながら、「あら、こんなところにコーヒーが。誰も飲まないわよね。もったいないから頂こうかな」・・・と、お湯を沸かしてコーヒーでホッと一息。

ところが、その翌日のこと・・・

ナント君：ここに置いてあったコーヒーは？

ワタシ：いらないかと思って大ママが飲んじゃったよ。

ナント君：え〜っ、パパがコーヒー好きだからあげようと思ったのにぃ〜。

聞いてみたら、何かに寄付した時に、ナント君がもらった特別のものだったらしい。たまにしか会えないパパにプレゼントしようと思ってたんだ。

「ごめんね〜。そんな大事な物だったんだね〜」

必死で謝ったけど、ナント君、うっすらと目に涙。

「大ママは知らなかったんだから、仕方ないでしょ。そんなに大事なら書いておかないと！」・・・と娘。

アチャ〜、やっちゃった〜。

その翌日、スターバックスで3袋入りのドリップコーヒーを購入、ナント君との交換日記に手紙を書いて置いておいた。

「Kちゃんへ　きのうは本当にごめんなさいね。Kちゃんがとくべつにもらったコーヒーだから、パパにあげたかったのよね。何も聞かずにのんでしまって本当にごめんなさい。スターバックスのコーヒーをかってきたけど、これじゃだめかしら。　はんせいしているおおままより」

帰ってきたナント君、この手紙を読んで、すぐに返事を書いてくれました。

いつもシャイで、不機嫌で、どうかするとすぐにいじけるナント君。喜び上手のジャイ子ちゃんとは対照的。

そのナント君からの手紙に、オオママは思わず泣けてしまいました〜。

それを読んで、娘も泣いている。真に持っているものは、こんなに優しくて温かいナント君。子育てに悩んでいる娘にとっても、忘れられない交換日記になりました。

何があっても、ナント君の力を信じていこうね〜❤️