薬物やアルコール、万引きなど、様々な依存症からの回復を支援する民間施設「ダルク」は、全国に約90ヵ所あるといいます。
あるダルクの施設で暮らす20代の女性のことが、新聞に載っていました。
女性は2020年3月、覚醒剤取締法違反で逮捕された。
高校に通っていたころ、仲間はずれにされないか、いつも人の顔色をうかがっていた。何だか疲れた。出会い系アプリが刺激をくれた。そこでの出会いから公園で差し出されたのが大麻だった・・・
きっかけは、どこにでもありそうなことなのですね〜。そこから、いつの間にか覚醒剤を使用する流れになってしまった。恐ろしいなと思います。
その彼女は、ご両親のすすめで、現在ダルクで回復を目指す仲間と一緒に規則正しい生活を送っている。
印象的だったのは、「薬を使いたいって話せると、なぜか使わずに済むんですよね」という言葉。
ふと「また打ちたいな」と欲望がわき上がる時もあると言います。そうでしょうね〜。
そんな時、「ダメダメ」と自分で否定するのではなく、仲間に「使いたい」って話せることで、「使わないという行為を自分で選ぶ」という心理になるのでしょうか。
「仲間」の意味合いを、深く感じた言葉でした。
「社会復帰できたら、まだ社会の中で苦しんでいる人たちのためにダルクの運営に携わりたい」という新たな目標も芽生えているとのこと。
心からのエールを贈りたいです❤️
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