昨日に引き続き、フィギュアスケートの選手と恩師の話題です。
北京オリンピックで前人未到の4回転半に挑戦した羽生結弦選手。
彼の口からよく聞かれるのは「都築先生に褒められたくて」という言葉。都築先生は、羽生選手の小さい頃のスケートの先生。
世界が認めるトップアスリートの羽生選手にそう言わせる人って、どんな人なんだろう?と、興味が湧きました。
ある日の新聞に載っていたのは、「昔、怒って顔が赤くなることから『ゆでだこ』というニックネームがついていた」というエピソード。愛情があるからこそ、怒る時は本気で怒る!今はとても温厚な雰囲気ですが、当時はさぞかし厳しかったことでしょうね〜。
Q:都築先生にとって羽生選手はどういう選手ですか?
「彼は本当にスーパースターですね。夢を与えてくれる羽生に対し、私は感謝感謝です。失敗してもくじけず、また挑戦し、闘い、それを繰り返して今日の羽生結弦があると思います。小さい頃から感謝の気持ちを持って練習し、いろんな人と出会い、また人に感謝して。出会いを大切に、自分のエネルギーにして進化しています。」
「感謝」という言葉がいっぱい‼️「感謝感謝です」とおっしゃる都築先生の姿勢が、彼に受け継がれているのですね。
Q:失敗して落ち込んでいる子に、やる気を出させる声かけや方法などを教えてください。
「成功した人や大きな夢を叶えた人って、どこかでものすごく大きな挫折をしていることが多い。
だから、そこを通り抜けるまではすごく苦しいけど、その先に本当に良いことがある。
失敗や挫折はその準備期間だと思うので、それを経験できてラッキーだと、伝えたいです。」
「苦しいことを通り抜けたら、その先に本当に良いことが待っている」・・・羽生選手のnever give upの精神は、この言葉が原点なのだなと感じました。
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