考え方

女性の自立〜イプセン「人形の家」より〜

「私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思っているばかりです」

「(妻や母であるよりも)何よりも第一に、私は人間です。ちょうどあなたと同じ人間です。少なくともこれからそうなろうとしているところです」

NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主人公、千代が、路地に座り込み、声を振り絞る場面。

千代役の杉坂花さんの迫真に迫る演技に、ゾクゾクっとしました。

ノルウェーの劇作家イプセンが1879年に書いた「人形の家」は、女性の自立を描いた作品。今から140年も前に書かれたものなのに、その言葉は妙にリアルに迫ってきます。

主人公ノラが、夫に支配されていた人生に気づき、妻や母である前に人間であると宣言して、家を出て行く・・・

「自立したい」「誰にも支配されたくない」・・・これは30年前の私の目標そのものでした。

「私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思っているばかりです」

このセリフが、今、SNSでも話題になっているとか‼️

いつの時代も、少なからずそういった思いを心のどこかに抱えているのが、女性という存在なのでしょうか?

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