この3月11日で東北大震災から丸10年。
早いですね〜 でも、そんなことを思うのは私が傍観者だから。当事者の方にとっての10年はそんなに簡単なものではなかったと思うと、申し訳ない気持ちになります。
改めて取り上げられているテレビや新聞を見ると、その後も多くの人が苦しんでいるという事実が浮かび上がってきます。
◆ある報道カメラマン。「撮らないで済むなら撮りたくなかった」・・・3月11日ヘリコプターから津波に襲われる映像を撮影していたのは、NHK福島支局に入社1年目の新人。その衝撃的な映像は世界中をかけ巡り、人々を驚かせた。
彼の心の中には、今も消化できない思いがある。
家と車をのみこんでいく黒い津波と、生きている自分・・・「自分は一番安全な場所にいて、撮影していた・・・」その葛藤にずっと苦しんできたというのです。苦しかったでしょうね〜
◆7歳の時に母親を失った女の子(あ〜今のナント君の年だ〜)は今17歳。支えてくれた人たちに恩返ししたいと、バレーボールに励んでいる。
みんなのためにと頑張った試合なのに負けてしまって、ポロポロと泣いている。その涙は単なる悔しさの涙ではないのですね。
その深い思いに、まだあどけない女の子のこれからの幸せを、心から祈らずにはいられません。
◆幼い子供を失くして、いまだに遺体が見つからないお母さんは、ずっとずっと海辺を探し続けている。
足に水の冷たさを感じてしまう最近の自分を、「あの時ほど夢中になっていない」と戒める。
あ〜そんなことを思うんだ〜 どうしても、助けられなかった自分を責めてしまうのでしょうね。切なくなりますね〜
こんな話はほんの一部。どれだけの人が、どれほどの思いを抱えて、この10年間を生きてきたのでしょう。
どうぞ自分を責めないで、気持ちを前向きに・・・と祈るばかりです❤️
この記事へのコメントはありません。