古くからの友人のお母様、T・Nさんとは、もう40年も前からのお付き合い。
40代の頃、若くして最愛のご主人を亡くされて、ひとりで二人のお子さんを育てられた。今でいうシングルマザー。
それまでは、それはそれはご主人に大事に守られて豊かな生活をしていらしたT・Nさん。
仕事なんか、したこともなかったT・Nさんは、初めて社会に出ていろいろなことを体験された。
何しろ、T・Nさん、純粋で天然で何とも可愛い方!❤️
例えば、可愛い娘(私の友人)が里帰りしてきた時、娘のためにいそいそと紅茶を用意したら、添えられていたのは「スティックシュガー」じゃなくて「スティックほんだし」だった・・・なぁんていう話は日常茶飯事‼️笑
「人が急いでいる時に!」と私の友人は怒っていたけど、何とも可愛いエピソードでしょう?
専業主婦のころから、掃除・洗濯・お料理・・・家事一般はまるでダメだったらしい。
そんなT・Nさん。当時を考えても「子持ちの女性が経験も無いのに仕事を持つ」ということは、想像以上に大変だったことと思います。
そのT・Nさんが、40歳を過ぎて初めて社会に出た私に、こんなことを教えて下さった。
「女性が仕事をするということはね、『義理欠き、恥欠き、人情欠き』っていうのよ」と。
(なかなか語呂もいいでしょう?)
つまり、「いろんなことを気にしなくていいのよ」「少々のことは目をつぶっていいのよ」と・・・
それを聞いて、私の気持ちはウンと楽になったのを覚えています。やさし〜い❤️
よぉ〜し!義理かき、恥かき、人情かき・・・で、まだまだ頑張るぞ‼️
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