麻布中学・高校の校長先生、平秀明さんが「受験生へ」と言うメッセージを書いておられました。
「すべての受験生にエールを送ります。入試は自分との闘い。皆さんは様々な自分に打ち克ってきたのです」
「合格、不合格は紙一重。どちらにしても結果を引きずらないで欲しい」
「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないことだと思います。チャレンジしたこと自体が貴重なのです。失敗こそが人間としての成長を促すのです」
どれも素晴らしいメッセージ!
そして昨年6月、遅れて実施した入学式での言葉は・・・
「ニュートンは、ペストの大流行で通っていたケンブリッジ大学が休学になり、故郷で過ごした1年半の間に、万有引力の法則や光学、微分積分法など、主要な業績の着想を得ました。ままならない時だからこそ、思案を巡らすことができるのです」というものでした。
そうか〜ニュートンも⁉️・・・と、明るく豊かなイメージが膨らみませんか?
「今、コロナによる困難な時代でも、苦しい経験が他者へ思いが至る人間を育てるのだと思います」
「勉学はすべての根っこになります。真理を学ぶ学問を大切にし、権威を鵜呑みにせず、本質を見極める力で社会に貢献して欲しい」・・・と。
さすがにむずかしい表現ですが、ご自身も草花を育てるのがお好きとのこと。
「今年、正門にパンジーを植えました。行き来する受験生たちを力づけられたらと思います」とおっしゃる。
人としての優しさ、温かさを感じます。こんな人が校長先生だといいな〜❤️
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