いい話

生まれてきた赤ちゃんが先天性四肢欠損症だったという事実

これは、昨年の暮れに出会ったお話です。

プロ野球の千葉ロッテマリーンズで活躍する美馬学投手とアンナさんご夫妻に、2019年10月11日念願の第一子が誕生。結婚生活6年目に授かったのは3200グラムの元気な男の子。

それまでも前向きなインスタを投稿していたアンナさん、「元気な男の子が産まれました」と赤ちゃんの足を写した写真の投稿。

でもそれを最後に、2ヶ月投稿が無かった・・・

待望の男の子は、先天性欠損症により右手首から先がないという障害を持って生まれてきたのです。

「出産後は毎日が涙、涙。『この子には、これができない。あれもできない。全部できない』って、いろいろなことを考えて、自分を責めていました。「五体満足に産んであげられなくてごめんね」と。

そうでしょうね〜 母親は自分を責めてしまいますよね〜

ところが出産から約2か月が経った12月14日、アンナさんは自身のインスタグラムでその事実を明かしたのです!

そこには一体どんな心境の変化があったのでしょう?

それは、例えばお母さんの言葉。「かわいそうとか、ごめんねとか、言ってはいけない。子供にそんなことを感じさせてはダメ」。

ご主人の美馬投手の言葉。「この子じゃないとダメだったんだよ、俺たちは」。

そして親友の言葉。「アンナの苦しみを100%分かってあげることはでき無い。でも人間って五体満足で生まれても、結局はないものねだりをしちゃうんだよ。気にするな!みんなで育てていこうよ」

まわりの人達に支えられて、捉え方を変えられたのですね〜素晴らしい!

そして、赤ちゃんはすでに右手で掴めるものと掴めないものが分かっていて、棒状のものを渡すと右手では掴めないから自然と左手が出る。でも、右手で手繰り寄せることはできるので、そういう時は右手を使う・・・と、小さいながらも着実に工夫しているというのです。

すごいことですよね〜 それを見て、勇気づけられたと言います。

同時に感じるようになったのが、「障がいを持った子どもを授かった自分たちには、何か使命のようなものがあるんじゃないか」ということ。この想いが湧いてくると、アンナさんの心にもポッと明かりが灯り、視界が開けたように感じたそうです。

何万人に1人の障害。「隠すのは止めよう」と決意してインスタにあげた写真は、2人の大人の両手に包まれた、小さな赤ちゃんの写真。右手が手首から無い。

インスタに投稿された、この2枚の写真。

「障がいがあるから、これができない。あれもできない」という考え方から、「障がいがあっても、これもできる、あれもできる」という考え方に変わったといいます。

この捉え方の違いが、この後の男の子の人生をどれほど劇的に変えたことか‼️

そして、インスタのフォロワーからも「私の子供も」・・・という返信が次々ときていると。

同じ経験を持つ人達にも、どれほどの勇気を与えていることでしょう‼️

みんな伸び伸びと、スクスクと育って欲しい!と強く願います❤️

久しぶりのフィギュアスケート!すごかった‼️前のページ

男の子を育てるって?〜触れることの意味〜次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP